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クリスマス・キャロル

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クリスマスから一週間が過ぎましたが、皆さんはどのように過ごしましたでしょうか。

私はクリスマスの時期になると、チャールズディケンズの『クリスマス・キャロル』という小説を思い出します。

何年か前に映画化もされたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

この小説は、スクルージという商人が主人公でして、守銭奴で薄情者で無慈悲、そして周囲の人々からは嫌われていました。

しかし、彼はクリスマスイヴに起こった超常現象によって、改心することになるのです。

クリスマスイヴの夜、スクルージの前にかつての同僚であったマーレイの亡霊が現れました。

マーレイはスクルージと同様、頑固で無慈悲な人物だったため、その罪で手足に長くて重たい鎖を取り付けられてしまったのです。

今のままではスクルージも自分と同じ目にあってしまうに違いない。

かつての同僚だったマーレイは、スクルージを改心させるために出現したわけですね。

そしてその後、三人の精霊がスクルージの前に現れたて過去・現在・未来それぞれの世界を映し出します。

内容は割愛しますが、スクルージはそれぞれの世界を体験したことで、自身の過ちに気づくのことになるです。

そう、この世にはお金よりも大切なものがあるということに。

スクルージはそれまでの生き方を悔い改めて、人が変わったように善人へと変身したのでした。

私は当時、どこかスクルージと自分を重ね合わせながら読んでいました。

お金がない人生は不幸に違いない。

そう決めつけていたからです。

でもこの小説に出会い少し考え方が変わりました。

お金は確かに必要不可欠です。

でもお金があることが幸せに直結するとは決していえないということを教わりました。

そして、お金がなくても心さえ豊かであれば幸福であるということを。

そんなメッセージが『クリスマス・キャロル』には込められています。

クリスマスは終わりましたが、見たことがない方は是非ご覧になってみてくださいね。


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